iPhone Lightningケーブルの種類とは?純正品・非純正品・MFi認証品の違いを解説

iPhoneの充電やデータ転送に使用するLightningケーブルは、メーカーによって機能や値段がさまざまです。高額なApple純正品から格安ケーブルまで種類は豊富ですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

今回はiPhoneのLightningケーブルについて、純正品と非純正品、MFi認証品の違いについてご紹介します。

iPhoneのLightningケーブルの種類

iPhoneのケーブルは、大きく分けて「純正品」「非純正品」「MFi認証品」の3種類があります。それぞれどのような傾向があるのでしょうか。

純正品

純正品は、iPhoneやiPadなどのメーカーであるAppleが、Apple製品のために開発したケーブルです。他の種類に比べてやや高額の値段設定になっている傾向はありますが、あらゆる面で性能が高く、相性の悪さによるトラブルはほぼ発生しないという利点があります。

非純正品

非純正品は、Appleの認可を受けていないメーカーが開発したケーブルです。高品質のケーブルから、100円ショップで購入できる格安ケーブルまでさまざまな商品があります。純正品に及ばない品質のケーブルが多いものの、コンビニや100円ショップなどで手に入れられるといった手軽さが魅力です。

MFi認証品

MFi認証品は、Appleの認証を受けた他社メーカーが開発したケーブルです。Appleの基準をクリアして認証を受けているだけあり、純正品に負けない高い品質のケーブルが揃っています。また純正品のラインナップにはない長さや、高い耐久度をうたうケーブルなど、純正品とは違う利点を持つ商品も登場しています。

MFi認証品は他社メーカー品のためさまざまなデザインのケーブルがありますが、MFi認証品には以下のMFiバッチが付いており、非純正品と見分けられるようになっています。

引用:Apple「Lightning コネクタアクセサリの偽造品や模倣品を識別する」(https://support.apple.com/ja-jp/HT204566)

純正品と非純正品の違い

Lightningケーブルの純正品と非純正品には、実際にどのような違いがあるのでしょうか。

充電速度

ケーブルの性能を表す基準のひとつに、バッテリーの充電速度があります。純正品はiPhoneの仕様に最適化された設計がされていますので、非常に高速なバッテリー充電を行えます。MFi認証品も純正品に近い速度の充電ができるケーブルが多く、品質も安定しています。

非純正品は製品によって充電速度に差があります。高額なケーブルは比較的高速充電が可能ですが、格安ケーブルの充電速度は純正品やMFi認証品と比べ、大きく劣る傾向があります。また格安であるほど同じ商品内で個体差が大きく、充電時間が1.5倍以上かかるような粗悪品が紛れる可能性も考えられます。高速で安定した充電を望むなら、純正品かMFi認証品を選ぶのがおすすめです。

耐久性

純正品は一定の耐久試験はクリアしているものの、特別頑丈とはいえない造りになっています。日常的な使い方で急に壊れることはあまりありませんが、プラスチック製の端子の根元とケーブルのつなぎ目が切れやすい傾向があり、とれかかった端子部分から中の銅線が見えたという経験をした人も多いでしょう。

一方、MFi認証品の中には高耐久をうたう商品があり、長期間かつ激しい使い方にも耐えられます。非純正品も高価な商品の中には丈夫なものもありますが、十分な耐久試験を行っていない格安ケーブルの耐久性はあまり高くありません。耐久性を求めるなら、MFi認証品の中から高耐久品を選ぶとよいでしょう。

機能

純正品およびMFi認証品のケーブルは、充電だけでなくデータ転送も同時に行えるものが一般的です。純正品かMFi認証品を購入すれば、iPhone内の写真や動画をPCと同期するといった用途にも使えます。

非純正品の中には充電機能しかできず、データ転送機能がないケーブルも少なくありません。安価なケーブルほどその傾向があり、パッケージに「充電専用ケーブル」などと明記されています。データ転送の用途も想定している場合には、純正品やMFi認証品を購入しましょう。

ただし、非純正品の中にはケーブルの巻き取り機能を持つような純正品にはない機能を持つ商品もありますので、評判を確認したうえで非純正品を選ぶのもよいでしょう。

安全性

非純正品の中には、耐久性や通電性能のテストを十分に行わず、品質に問題を残したままの製品があります。iPhone側が想定していない不適切な電圧・電流が流れるおそれがあり、iPhone側の電池パックやモバイルバッテリーに深刻なダメージを与えてしまうリスクがあります。

また、非正規品はApple純正のチップを使用していないため、iOSがアップデートされた際にiPhone側がケーブルを認識しなくなり、突然使えなくなるおそれがあります。iPhoneを安全な状態で長く使いたいなら、Apple純正チップを使い十分なテストをくぐり抜けた純正品やMFi認証品を選びましょう。

まとめ

iPhoneを充電するLightningケーブルには、Appleが作った純正品のほか、認証を受けていない非純正品、そしてAppleの認証を受けた他社メーカー製のMFi認証品があります。純正品とMFi認証品は高品質ですが価格がやや高め。非純正品は高価なものから安価なものまでありますが、値段相応の品質になる傾向があります。

機能性や安全面を重視するなら純正品・MFi認証品、一時しのぎには非純正品を使うなど、目的と用途に合わせたケーブルを選びましょう。

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