iPhone内にデータを保管するストレージ。写真や動画を多く撮影する人やゲームなどのアプリを多く利用する人は、ストレージがいっぱいになってしまった経験があるのではないでしょうか。ストレージの空き容量がなくなると、iPhoneを使った楽しみが大きく制限されてしまうだけでなく、動作が重くなるといった弊害も生まれてしまいます。
iPhoneのストレージに空き容量を作るにはどのような方法があるのでしょうか。今回はiPhoneのストレージに空き容量を作る4つの方法についてご紹介します。
iPhoneストレージの容量を確認する
iPhoneのストレージに空き容量を作るには、不要なデータを消去する必要があります。現在iPhoneのストレージにどのようなデータが保存されており、どの程度の割合を占めているのかを確認すれば、優先して消去するデータを判断できるでしょう。
iPhoneのストレージの使用状況は、以下の手順で確認できます。
ストレージの使用状況確認方法
・「設定」アプリを開く
・「一般」を開く
・「iPhoneストレージ」を開く
・画面上部に表示されるグラフを確認
表示されるグラフでは、ストレージ内のデータが「iOS」「App」「写真」「メディア」「システムデータ」に分類されて表示されます。グラフ内の帯が長いほど多くのストレージを使っていますので、優先して消去するデータ選びの参考にするとよいでしょう。
iPhoneストレージを空ける方法 1.使わないアプリを消去
iPhoneストレージの容量を埋めやすい要因のひとつがアプリの入れすぎです。ゲームアプリや電子書籍アプリはひとつのアプリで数GBを占める場合もあるため、ストレージを圧迫しやすくなってしまうでしょう。
アプリの容量は「Appのサイズ」と「書類とデータ」によって構成されています。「Appのサイズ」はアプリ本体のデータ量で、「書類とデータ」はアプリに付随するデータです。このうち「Appのサイズ」が大きいようなら、iOSの機能である「非使用のAppを取り除く」を使用することで、自動的に消去することができます。
「非使用のAppを取り除く」の設定方法
・「設定」アプリを開く
・「一般」を開く
・「iPhoneストレージ」を開く
・「非使用のAppを取り除く」を選択
「非使用のAppを取り除く」は、ストレージの空き容量が少なくなった際に、使用していないアプリの「Appのサイズ」に該当する本体のみ消去する機能です。アプリの設定を含む「書類とデータ」は消去しないため、アプリを再インストールすれば同じ状態を復旧できます。
なお「書類とデータ」のデータ量が大きいアプリが多い場合には、「非使用のAppを取り除く」によるストレージ容量の確保はあまり期待できません。使用していないアプリの「書類とデータ」が大きいようなら、アプリ個別の設定を使って不要なデータを消去しましょう。
iPhoneストレージを空ける方法 2.写真や動画を消去
写真や動画のデータ量も、iPhoneストレージの容量を圧迫する大きな要因です。画像一枚で数十MB、長い動画ファイルは数GBもの容量を占めてしまうため、不要な写真や動画は消去しましょう。
写真および動画は以下の手順で一括消去が可能です。
写真・動画の消去方法
・「写真」アプリを開く
・画面右上「選択」をタップ
・消去したい写真・動画をタップし選択状態にする
・画面右下のゴミ箱マークをタップ
・「設定」アプリを開く
・「一般」を開く
・「iPhoneストレージ」を開く
・「写真」を開く
・「”最近消去した項目”アルバム」の「消去」をタップ
また、「写真」アプリ内で撮影した動画を探しにくいようなら、以下の手順で動画のみ消去を行えます。
動画のみ消去する方法
・「設定」アプリを開く
・「一般」を開く
・「iPhoneストレージ」を開く
・「写真」を開く
・「自分のビデオを再検討」をタップ
・不要な動画を選択し、ゴミ箱マークをタップ
不要な写真や動画を消去してもストレージの空き容量が増えないようなら、必要な写真や動画をクラウドサービスに逃がす方法も検討しましょう。
iPhoneでは、撮影した写真や動画を自動的に「iCloud」へ送る「iCloud写真」の設定が可能です。
iCloud写真の設定方法
・「設定」アプリを開く
・画面上部のユーザー名をタップ
・「iCloud」をタップ
・「写真」をタップ
・「iCloud写真」をタップし機能をONにする
・「iPhoneのストレージを最適化」を選ぶ
この設定により、オリジナル画像はiCloudに保存され、iPhoneには低解像度のサムネイル用データが保存されるようになります。写真が多いほど容量確保に有効な方法です。
ただし、無料で利用できるiCloudの容量は5GBまでのため、写真の枚数によってはすぐにiCloudも埋まってしまいます。たくさんの写真を保存したいなら、iCloudの有料プランの利用も検討しましょう。
iPhoneストレージを空ける方法 3.ブラウザのデータを消去
Webサイトを閲覧するブラウザには、Webサイトからダウンロードしたデータや履歴などが保存されます。多くのページを見るほど保存されるデータは大きくなっていきますので、データ消去によるストレージ容量の確保の効果は小さくありません。
iPhone標準のブラウザ「Safari」では、以下の手順でデータを消去できます。
Safariのデータを消去する方法
・「設定」アプリを開く
・「一般」を開く
・「iPhoneストレージ」を開く
・「Safari」を開く
・「Webサイトデータ」をタップ
・「全Webサイトデータを消去」をタップ
・「今すぐ消去」をタップ
iPhoneストレージを空ける方法 4.音楽データを消去
音楽データをダウンロードしiPhoneに保存している場合、これもストレージ容量を圧迫する要因になります。音楽は1曲あたり数MB程度ですが、アルバム単位では数十MBと決して小さいデータ量ではないため、不要なデータの消去はストレージ確保に有効です。
音楽データの消去は以下の手順で行えます。
音楽データを消去する方法
・「設定」アプリを開く
・「一般」を開く
・「iPhoneストレージ」を開く
・「ミュージック」を開く
・画面下部の「アーティスト」一覧から、消去したい曲を含むアーティスト名をタップ
・消去したいアルバム、曲が表示された画面で画面右上「編集」をタップ
・赤帯で表示された「消去」をタップ
まとめ
iPhoneのストレージ容量は比較的大きめに作られているため、普段はあまり容量を気にせずにデータを保存しているという人も多いでしょう。しかしいくら大きめの容量があるとはいえ、上限はいつかくるもの。気がついたらアプリやファイルでストレージが溢れていたということも、決して珍しい話ではありません。快適にiPhoneを活用するためにも、ストレージの空き容量は常に意識しておきましょう。
